富士山の麓の住人あるある
富士山は見るもので登るものではない
お客さんやスタッフ仲間、僕の身の周りの人達
に聞いてみても7割ほどの人達が富士登山未経験者でした。
僕も初めて富士登山したのも30歳過ぎてから
きっかけは、リロンデルに福岡県からご来店下さった斎藤さん(お客さん)でした。
ーーーー回想シーンーーーー
斎藤さん 「あ~疲れたぁ」
僕 「どうしたんですか」
斎藤さん 「昨夜から今朝にかけて富士山に登ってきたんだけど、
お天気が悪くてずっと雲の中だったの
あ~今日の為に3か月前から体を作ったり、
飛行機とホテルまで予約して楽しみにしてたのにぃ。。。。。」
お天気の予約まではできるはずもなく僕はかける言葉も見つかりませんでした。
その代わり
「僕が今度登って写真を送りましょうか?」
とノリで言ってしまったんです
斎藤さん「えっいいの
でも地元だから毎年登ってるんだね
僕 「それが・・・
登ったことないんです 1度も」
翌日からジョギングを始め空いてる時間にジムにも通い
エレベーターよりも階段を使いました。
そして、いよいよ明日の天気は快晴
いざ「待ってろよフジヤマ待っててね斎藤さん」
一歩づつ登って辿り着いた頂上から見たご来光の有難味を感じ
涙が頬を伝ってました。
何人いるか数えきれないけど総勢ミーアキャット状態
御鉢巡り
そ、そしてなんじゃこりゃぁ~
御鉢巡り半分地点ちょうど西側まで来ると朝日を浴びて富士山の影が
地上に映し出されていました。
平らな道をいつまで歩いてもそのままだけど、
一歩づつ確かに上を目指して歩き続けると
良い事が有ると教訓になりました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。